苦しかった子育てを支えてくれた言葉『スピリチュアルメッセージ』

今回紹介するのは心の本です。テーマは生きること

長いこと手に取ることがなかったんですが、本棚の片隅に今でもあります。
子どもたちが大きくなってきて実際の子育てには手がかからなくなってきました。

そうしてやっと、自分の心に向き合う時間が持てるようになり、今まで読んだ本の整理中、また読んでみたくなって手に取りました。

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「スピリチュアルメッセージ 生きることの真理」
江原 啓之著

苦しかった子育て中に私を支えてくれた言葉

この本は自分の手に余る子育てに消耗していた頃に出会った本です。

初めての子育ては本当に大変で、いつも自分のことは後回しで、世話、世話、世話。
家事も得意ではなかったので要領も悪くて、本当に疲れていました。

当時、子どもが他の子どものように順調に育たなくて自分に失望していました。
「なんて自分は子育てが下手なんだろう。どうして他のみんなのようにできないんだろう。」と。

愛情たっぷりという自分ではないのに、目の前には世話と愛情を必要とする子どもという存在がいて、とにかく必死にできることをやっていたのを思い出します。

この本は、目の前のことしか見えていなかった当時、視野を少し広げてくれました。
そしてその視点の広がりは私を少し楽にしてくれました。

霊魂という存在を考えたことはなかったけれど、人間が身体だけの存在ではないのはなんとなく感じていたので、この本で語られているこの世とあの世や魂と肉体の関係についても、なぜかすんなり受け入れることができました。

「そういうものなのかもしれない。」

そんな風に感じたのを思い出します。

この本で私が一番救われたのは、
「皆この世で学ぶお題が違うということ。」

この考え方は
「子どもがうまく育たないのは私のせいなのではないのか」
という自分を責める気持ちを少し軽くしてくれました。

他と比べることで消耗しながら、それでも目の前の子どもの世話をし続けることができたのはこの言葉に励まされたからかもしれません。

当時の私の心境を思い出しました。
「私に過失があったとしても過去は変えられない。今できることをやろう。」

子育ての渦中にいるとそれがいつまでも続くような気がしますが、現実の子どもは徐々に成長していきます。時間が解決してくれる悩みもあるものです。

子育てにいっぱいいっぱいで毎日をがんばる若いママさんやパパさん!今できることをしていると、いつしか時が味方になってくれることもあります。

この本の中で出会ったこの考え方は気持ちを軽くしてくれます。

「ひとりひとり学ぶべきお題が違う。家族はそれを効率よく学ぶために選ばれたメンバー。」

責任を感じ過ぎて辛いとき、ぜひ手にとって見てください。
今までと違った視点がもらえます。

 

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