今日、紹介するのはベストセラーのスピリチュアル本
からだの声を聞きなさい
リズ・ブルボー著 浅岡夢二訳
この本は、過去の名著の25周年を記念しての増補改訂版です。
内容はスピリチュアルですが、とても具体的です。
言葉使いは違えども、
アドラー心理学の『嫌われる勇気』や『幸せになる勇気』での課題の分離、自己肯定ではなく自己受容、共同体感覚、今を生きることなど観念的にかなり近い内容のものでした。
幸せになるための真実は同じってことかも。と思わされます。
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この本と私の出会い
この本は、バスが来るまでの時間つぶしにぶらっと立ち寄った本屋で手に取った本です。
改定版が出たばかりの改定初版本でした。
この頃、やたらに怪我や体調不良に見舞われていて、19章の病気と不調が伝えるメッセージの部分に惹かれて購入したのを思い出します。
「身体の不調は考えや行動があなたのためになっていませんよ。」というメッセージだというもので、
その部位によって、超意識からのメッセージがどんなものなのか紹介されていました。
病は気から。
身体の不調は魂からのメッセージのようです。
読後の感想
今回改めて読み返してみました。
私が長年手放せなくて苦しんでいる感情を手放すためのヒントがいっぱいでした。
以前読んだ当時には無かった心の葛藤がある現在、響き方が違いました。
実際に長年子育てをして、今心から思うのが、「言うのは簡単、やるのは大変。」ということです。
そして、頭で分かったつもりでもそれが出来るかどうかははっきり言って別次元の問題です。
いいこと聞いた、分かった!
しかし、結局理論は使ってみて、できるようになってナンボ。
精神的なこと、感情的なこと、身体的なこと。色々と目からウロコの観念が紹介されていましたが今の自分に一番必要だったのはこれひとつ
抵抗するのをやめて、なりたい自分になっていない今の自分を受け入れること。
自分がどんなにエゴにまみれていて、傲慢なのかを認めること。
それを許すこと。
こんなのは嫌だと思ってきた自分が確かに自分の中にいることを今回、強烈に感じた訳です。
もう、降参って感じです。
これは私が大嫌いだった、あの人にそっくりです。
あんな風にだけはなりたくないと思ってきたのに気づいたらそっくりになっていた。
そうなりたくないという想いが、逆に意識で繋がって見えないロープでつながれてしまうんだそうです。
このロープを切る方法が、受け入れること。
逆説のようだけど、きっと真実だと感じます。
人を見て沸き起こる感情は、自分の中にそう感じさせる種があるから。
鏡の法則ってこんな感じなのかな。
各章の最後にエクササイズとして、実際にやってみるとよいワークが紹介されています。
本当の自分を発見して幸せになることを目的に書かれた本書、手にとってみては?
【増補改訂版】〈からだ〉の声を聞きなさい―あなたの中のスピリチュアルな友人
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