今回紹介するのは「お金ってなんだろう？」の疑問にひとつの答えをくれた本です。
『お金のIQ お金のEQ』
本田 健著
私はお金について、どう扱ったらいいのか今でも正直よくわかりません。
お金に対するイメージは
「ちょっと怖いもの。でもあったら今よりもずっと自由になれるもの。
なんだかモヤモヤしていて、わからないからとりあえずいいや。」
と真剣に考えることはありませんでした。
そんな私にお金についてじっくり考えるきっかけをくれた本です。
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お金が難しくなるのは感情がリンクするから
お金ってただの紙だったり、金属だったりするのになぜこんなにも難しくなったのか？
理由のひとつは
「お金に増殖機能があること。」
これについての知識は一般人はあまり持ってないですね。
そしてなぜか
「人の感情を激しく揺さぶります。」
まさにコレ！
お金を難しくしているのは、感情がリンクしているからだったんです。
そして、人によってどんな感情とリンクしているかはどんな経験をしてきたかが決めています。
つまり
「自分の親が感じていたことを忠実に受け継いでいるか、反発しているかのどちらか。」
だと言うのです。
なのでやるべきことは、
「お金に対する心の傷みを直視して癒やすこと。」
お金にすり替わってしまっている問題の本質に気づきそれに向き合うこと。
お金の問題にすりかわっていたのは人生の問題だった
この本を読むと
現在のお金の状況は自分の今までの選択でできていたということが附に落ちます。
その選択というのは、ほとんどが親世代からの刷り込み。
これからの時代を考えるとその価値観をこれからもずっと守っていったらどうなるか？
私には守っていこうとは思えませんでした。
「お金との関係で負った心の傷を癒やすこと。」
ここがこれからの出発点になりそうです。
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本田 健氏の初期の頃の本ですが、
日本人向けにアレンジした『金持ち父さん貧乏父さん』ともいえる内容の本です。
お金にからんだ感情を紐解きつつ、お金持ちになるためのルールを知るための本にもなっています。
子どもに伝えたい金銭教育本としてもおすすめです。
私ももっと早く知りたかったなあ。
でも、傷を癒やす作業は大人になった今だからこそできることです。
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