体内の癒着をほぐして体調改善?『骨盤調整ヨガ』

今回紹介するのは、女性のためのヨガの本
『骨盤調整ヨガ』です。

更年期に入った身体は不調を抱えています。
若い人と同じように身体を鍛えるというのともちょっと違って、しかし調子は整えたいのです。

以前紹介した『菊池体操』ずっと歩ける身体を作ることに焦点があたっていました。
体感もなかなか良くて、まったく開かなかった足の指が自力で広げられるようになってきました。

今回の『骨盤調整ヨガ』では女性の不調に関係が深い骨盤に焦点が当てられています。

骨盤は女性の身体の不調に大いに関係してくる部分です。
試し読みをして、これはやってみたいと思ったので、電子書籍で購入しました。

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『骨盤調整ヨガ』
高橋 由紀著

この本でのポイントになるキーワードは癒着です。

癒着とは、使われる機会の少ない部分が血行や水分のめぐりが悪くなり、筋肉や臓器が部分的に硬くなったり炎症をおこしたりしがちになり、その状態が続くと、なめらかに動くはずの部分どうしがくっついてしまうことです。

くっついてしまうって、なんだかこわい。

そして、一番影響が大きいのが骨盤内の癒着なのだとか。
なので、まずは骨盤内の癒着をほぐしましょう!というわけです。

ポーズの前にまずは癒着ほぐし

骨盤調整ヨガは、一般的に思っているポーズを取るヨガの前段階として「癒着ほぐし」なるものを行います。
足の裏から股関節までを丁寧にほぐします。直接触れなくても触れた足の筋肉をたどって骨盤内もほぐれていくようです。

順序は下から9ステップです。

  1. 足の裏
  2. 足指の間
  3. 足首
  4. 甲とかかと
  5. 股関節
  6. くるぶし
  7. ヒザ下
  8. 太もも
  9. ひざまわりと脚全体(仕上げ)

本の中にこの癒着ほぐしの動画のQRコードがあって、実際にほぐしている様子をみながら一緒にやることができました。

この他にも深い呼吸をするだけでも内蔵が上から押され、左右から絞り上げられとマッサージされる状態になって癒着ほぐしになるようです。1日2万回以上繰り返される呼吸の質を上げるだけで2万回分のマッサージ効果がアップする。

意識してやってみる価値はありそうです。

癒着をほぐしたらいよいよポーズ!

癒着ほぐしを行ったら、いよいよポーズで全身を整えていく番です。

*注意事項
床または、畳にヨガマットやバスタオルを敷いて行います。床がやわらい場所やベッドは身体が沈むので適していません。

基本メソッドは朝と夜の2コースです。

朝ヨガ6~8ポーズ

癒着ほぐしを先に行います。

  1. ひざ倒し
  2. 仙骨トントン
  3. 胸椎トントン
  4. 椎骨の詰まりをとる
  5. がっせきで腰上げ
  6. ケーゲル体操
  7. ローリングバック
  8. イスのポーズ

7番と8番は追加コースなので、はじめは6ポーズからでOK!

夜ヨガ3ポーズ

癒着ほぐしを先に行います。

  1. 割座で仰向け
  2. がっせきで前屈
  3. 骨盤呼吸

この他にも症状別のお悩み解決のポーズがいろいろあるので、自分の症状に合わせて取り組みことができます。

まとめ

まずは、夜寝る前に動画を見ながら癒着ほぐしを続けています。
癒着ほぐしを終えたらそのまま寝てしまうのですが、足先がポカポカする感じがあります。

もともと冷え性というわけではないのですが、体感があるので続けてみたくなっています。
実際に自分の身体の癒着ほぐしをおこなってみると、ほぐしを行うときに左右でかなり違いがあります。右足を行うときに膝に軽い痛みを感じるので、ゆっくりと行っています。どうも歪みがあるようです。

こんな風に自分の身体の調子を見てあげることにもつながる「癒着ほぐし」は気に入っています。
ポーズを取るのはもう少し先のばししても更年期の不調が整っていくことを期待して
当分は癒着ほぐしをコツコツ行っていこうと思います。

むりをせずに自分で体調を整えたいと思っている女性はぜひ手にとってみてください。

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